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2016年10月17日月曜日

今のうち?ドックとフォルダ(だけ)が黒くなる壁紙と……

記事公開時のOS:iOS 10.0.2
iPhone 7/6s/6 7 Plus/6s Plus/6 Plus/SE/5s/5c/5/iPod touch 6/iPad Pro/iPad Air/iPad (4th-)/iPad mini (2nd-)兼用。iOS 10以降一部未検証11/6追記:iPadではおそらく機能しません。

カラーUIの壁紙に新作、今回は背景がどんな色でも、ドックとフォルダが黒くなる壁紙を52枚。


今期のAppleはやけに黒いぜ。

ダウンロードページ ▶︎ ブラックUIの壁紙  Black UI

もちろん他の壁紙に変えれば効果は解除されて正常に戻ります。楽しめるのは今のうちかもしれないしそうでもないかもしれません。
デザイン的にタブーともされる真っ黒との組み合わせになるため、背景色の選定と調整は難関です。仕様の特定より時間かかったかも。

黒い背景も用意しています。黒ずくめの壁紙とは違ってドックやフォルダを生かす程度の黒です。


ダークグレーはiOS 10で設定後にR77G77B77になるように調整しています。普通の黒い壁紙を使った時のドックの色です。これを反転したような色にして遊んでみました。

左が普通の黒い壁紙


保存方法

ダウンロードページに並んでいる壁紙からお好きなものを長押し保存してください。カメラロールの一覧で色を確認できます。


表示するとこんな細長い壁紙が保存されています。



設定上の注意点

  • 「透明度を下げる」はオフ(初期設定)のまま設定してください。
  • 視差効果、静止画、どのように設定しても結果は同じです。移動と拡大縮小もキャンセルされて常にセンター合わせになります。
  • 機種によっては再起動で効果が解除されてドックとフォルダが黒くなくなります。その場合は壁紙を再度設定してください(例としてiPhone 5では効果は維持され、6 Plusでは解除されます)。


黒くなる条件

今回は壁紙サイズを50×1ピクセルの横長にしています。
真っ黒な背景でドックとフォルダを真っ黒にする黒ずくめの壁紙の亜種に見えるかもしれませんがしくみは全く違います。あれはドックの色が背景色と同じになるという現象を利用したものでしたが……

まずある程度細長くないとドックとフォルダは黒くなりません。2×1とか3×1では結果は1×1(ドックとフォルダはオリジナル画像そのままの色)と同じになります。

1×1ピクセルの壁紙

縦長で作った場合は長くしても設定時にスワイプして静止画に切り替わるまで端を表示させなければドックとフォルダは黒くなりません。
この辺どうもiOS 9.2まで見られた小さな壁紙での画像周辺の荒れに似てる気がします。

過去のiOSに出ていたドックやフォルダの影

ドックやフォルダに黒っぽいむらとなって現れ、移動や縮小などで端まで表示させたときにより出やすくなっていました。
iOS 7以来バージョンを重ねるごとに改善される傾向8.3では逆行して一旦強くにあり9.3以降は見られなくなってはいますしかし完全なゼロではなかったのかもしれません

小さな壁紙でも背景の色を拾っているわけではないせいか、黒いフォルダは丸くはなりません。


なぜか強制センター表示

iOS 8で作った変化の壁紙のようなスクロールでランダムな色になる壁紙を1ピクセルでやろうとしたら「また黒いぞとなったのですがスクロールの方は無理がありました

1ピクセル高さの壁紙が画面に表示される範囲は縦が1ピクセル相当ですから、横幅は間違いなくそれ未満、せいぜい0.5ピクセル相当です。なのに左右で2色に分けたらグラデーションに。

(テスト用です。この色の壁紙はございません)

そして設定時に端までスクロールして単色部分を使おうとしてもホーム画面では必ずセンターになっています。
中央以外に他の色を入れても影響がないので全体が縮められているわけでもありません。


縦長では静止画にした時に限り強制センター表示になります。関連は不明なもののドックとフォルダが黒くなるのと強制センターの条件は一致します。
なお6 Plusでは横長の色分けは出るのに縦長だと潰されて出ません。機能的にはあらゆる点で横長が勝るようです。

中央の壁紙(1×2)をiPhone 5(左)と6Plus(右)に設定した画面

なお、グラデーションは6 Plusではなだらかですが、iPhone 5ではコントラスト次第で階段状になっているのが見えます。



試作段階で確認したさらに奇妙な現象

さて高さは1ピクセルとして幅を広げていくとどうなるでしょうか?
例えば6400ピクセルでは、視差効果で設定した時に限り、iPhoneの傾きでドックが出たり消えたりします(稀にドック以外の場所やロック画面のホームボタンを押して解除の所に黒い四角が出ることも ^^;)これも縦長では見られません。

この壁紙も記事最後のリンクから直行できます。
(不思議な壁紙の第2実験室)

幅100ピクセルほどでも現れる現象ですが、明滅しやすさは6000ちょいくらいがピークのように思います(このくらいの長さになると高さは3ピクセルでも同じ効果を発揮する代わりにiPhone 5でも縦の色分けは潰されます。高くした時はドックを黒で安定させる幅もなさそうです。横方向のグラデーションが少し違う程度。あまり意味がないので今回は高さ1ピクセルのみ作りました)。

背景同様ドック部分にもダークフィルターがかかっていますから、iOS 10ベータのドックそのものが消滅していたバグに似ています。
あのバグは0ページ目のウィジェットに行った状態でランドスケープに切り替えるとiPhoneを動かす度に徐々にドックが狭くなるという出方をしていました。ウィジェットへ遷移する時のドックの幅の指定に問題があった感じなのでまた別物でしょうけど。
ドックが見えなくなった状態で安定すれば面白いものの残念ながらどう計算しても無理っぽいです。

ウィジェットの色にも変化があります。

黒くなったりならなかったり

ところがそれだけではありませんでした。iPhone 5では背景に謎の動きが!!!

変化の様子

6 Plusでは出ません。他の機種は不明です。5ではグラデーションの階段状(階段の幅も不均一です)になっている部分が動く縞に変化します。回転するように動くのは視差効果の変形処理が関係しているのかもしれませんけど……一体何?????

ならもっと長くして10000ピクセルでは?


黒ずくめの壁紙のように全体が真っ黒になってしまいました。微かな画像荒れが背景まで侵出? 長いほどむらが強くなるかのような現象が起こるのはアスペクト比が極端なほどiOSがギリギリまで短辺を使おうとするからでしょうか? 背景を読み込めていない可能性もあります。この状態ではドックは黒くなっているのか消滅しているのか、背景は動いているのかも区別できません。10万ピクセル、50万ピクセルまで試しましたが結果は同じでした。高さ1ピクセルでは60万ピクセルになると設定すらできなくなります。

もしも微かなむらが拡大されてこうなるのだとしたら、アップデートの自然な流れでいずれは使えなくなるはず(これが機構的な限界の可能性も? )。もっともその前に別の仕様変更で潰されないとも限らないのはいつものことですけどね。


不思議な壁紙の第2実験室

今回は黒いドックが明滅して機種によっては背景が動く6400×1ピクセルの壁紙を第2実験室に置いています(第1は黒ずくめの壁紙からの1×1ピクセル)。

不思議な壁紙の第2実験室  Mysterious Wallpaper Lab
「視差効果」と自己責任でお試し願います。(・_・; さんざんテストして私自身はトラブルに遭遇していませんが何が起こってるかは解らないままです。

ドックが出たり消えたり、背景が動いたり動かなかったりという半端なものを作品に数えたくはないし思いっきりバグなんですけど……ということで別室公開。保存方法は特殊です。


幅6400ピクセルというサイズはWeeblyのページにそのまま置くことはできないためファイルをダウンロードしていただく必要があります。しかしSafariで画面上部の細長いの(スクショの黄色い矢印)をタップして保存するのは不可能。ダウンロードした後、画面下部の共有ボタンから「画像を保存」を選択してください(メニューは並べ替え可能ですが通常はスクショの青矢印の方にスワイプしないと出てこないと思います)。
カメラロールでは一覧で色を見られますが細すぎて表示画面では真っ白になります。


それではよいホーム画面を。

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